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高校野球の夢を台無しにしたプロ野球セリーグの25日開幕:選手会はなぜストライキを構えないのか [コラム]

日本高校野球連盟は18日、爽やかな春を呼ぶ「第83回選抜高校野球大会」を予定どおり開催すると発表し、今日23日全国で選ばれた32チームは「憧れの甲子園球場」に足を踏み入れた。選手を代表し、創志学園のキャプテン野山健介君は「人は仲間にさせられることで大きな困難を乗り越えられる……」と、被災された人たちを慮って宣誓を行なった。

被災地の人には、今テレビの画面を通してプレーを見ることができないとしても、子どもたちの思いはきっと伝わると信じている。

しかしブラスバンドの応援自粛はいいが、双方の応援団によるエール交換は、相手を思う気持ちを育てる意味でも認めてはどうだろう。プロ野球の外野席で、まるでそこだけ異空間のようにあたりかまわず「ドンドン、プカプカ」や「一歩通行の選手名連呼」などで、熱戦の心地よい音を消してしまっているのとは訳が違う。

過去の高校野球を思い出してみると、「沖縄勢の活躍」「深紅の旗が白河の関を渡った」「21世紀特別枠で出場したチームの活躍」「深紅の旗が津軽海峡を渡った」の言葉がよぎる。数々の名勝負を戦い抜いく若者の躍動を目の当たりにし、生きてゆく勇気を与えてもらっていたのは間違いない。また、いま迄、陽の当たらない所に陽が届く。そこにも高校野球の原点があったようにも思う。

それにしても当初の予定より4日遅らせただけの「プロ野球セリーグの29日開催決定」という報道は、それらに水を差したとしか思えない。賛否が大きく分かれているようだが、私は開催に反対している選手会を支持する。

3月20日の日刊スポーツ紙面によると、19日に都内でセリーグは約5時間かけ臨時理事会を開いたかったというが、3月開催ありきでの話し合いではなかったのか。その中、ヤクルトはパリーグと同じ4.12開催を申し出たが、他チームに押し切られたようだ。

セリーグ側は、4月5日からの節電地域でのナイターは「減灯ナイター」とすると言っているようだが、言い訳、パフォーマンスとしか受け取れない。例え球場を節電したとしても、電車で球場へ向かう時に、普段より多くか罹るであろう電気の節電はどうする。車でのガソリン消費についてや、駐車場での灯はどうする。一試合開催するだけでどれほど電力を消費するかどこまで具体的に話し合い考えたのか疑問だらけだ。

「選手の真剣なプレーをお見せすしながら復興を全力で支援したい」と言っているようだが、節電を考えテレビを消して被災地の人たちと思いを共有しようとしている家族に、選手の支援の気持ちが伝わるのか。

ましてや被災地が今どこまで復旧するか分からないでいる。どの程度テレビの設置が行なわれ、それ以上にいつ電気の復旧がなされるかさえ不安を抱えているのが現状では伝えようがないだろう。日本中が国民こぞって節電に取り組んでいる中、病院では手術を行なうにも神経を使っている。
もし急な停電が起きて手術は中止となれば患者は重篤な事態になる可能性さえある。その一方で大量の電力を使用したナイターが行なわれているとしたら、誰が責任を取るのか。強行開催は、自分さえよければ言いという発想そのものだ。

プロ野球選手会は29日まではまだ時間がある。前選手会会長のヤクルトスワローズ宮本慎也選手や、ヤクルト選手会会長も「納得できない」と意思表示しているのが救いか。今日23日に至って、事態は二転三転しているとか。セリーグ選手会はもう一度役員会を開き「ストライキも辞さない」という態度をもって、セリーグ側と戦ってほしい。

今日23日の北海道新聞スポーツ面には「巨人不快感・開幕はお上が決めることですか。節電に協力してくれということでしょう」との談話が載っていた。もう呆れたというか、巨人関係者の皆さん。この未曾有の国難を「あなたたちは、その程度の認識ですか」、何をかいわんやである。

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msn・産経記事:http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110317/bbl11031715140002-n1.htm
          http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110317/bbl11031721050004-n1.htm

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